テストコース管理システムは自動車テストコースにおける安全管理を目的とした、テスト車両の動態把握、信号制御などを行うシステムです。
GNSS衛星から受け取ったテスト車両の位置情報データは、基本的に携帯電話回線を使用するLTE方式で送られますが、広大かつ人里から離れている場合が多いテストコースでは、LTE方式では通信が届かない場合があります。
waveCSRのテストコースシステムは自営通信を使用して、LTE方式が使えない場所でも確実に位置情報データを伝送できるハイブリッド通信方式です。これにより通信の冗長性が確保され、確実なデータ伝送を実現します。
測位はGPS、GLONASSを受信する標準GNSS測位に加え、さらに高精度の測位が可能なRTK方式にも対応可能です。
[GPS車両監視システム]
LTE+自営通信のハイブリッド方式でテスト車両を監視します。LTE方式でのリアルタイム監視及びRTK方式による高精度(MAX2.5cm誤差)の測位を実現しています。
[非常警告灯制御システム]
コース上に設置した非常警告灯の制御を行います。車両端末からの情報を元に自動制御も可能です。
(制御は無線方式及び有線方式共に可能です。)
[RFID機器連動]
UHF帯のICタグを利用し、端末の貸出及びコースの入場管理をすることが出来ます。
[コース受付システム]
使用するコースの予約及びそこで使用する車両端末を紐付けします。その他貸出機器の登録も可能です。
[監視カメラ連動システム]
コースに設置した監視カメラと管制システムが連動し、事故発生時は発生場所の監視が出来ます。
[気象情報連動システム]
気象情報装置及び地震情報装置との連動ができます。
[表示機連動システム]
コース上に設置された、大型・小型表示機にコースの運用状況を表示します。
気象計及び地震計からの情報を自動表示させることも可能です。
[データ集計システム]
車両端末からのデータをあらゆる角度から集計し、帳票出力が可能です。
テストコース管理システムに関しては
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